2022.5.22礼拝の祈祷文

代表祈祷 作成 鄭然元牧師

全能なる神さまが歴史を導かれると信じる、この聖徒たちの捧げる祈りをお聞きください。戦争の渦の中で血を流して死んでいく魂を憐れんでください。無念な死は、その血が地面から泣き叫んで天に届くと言われた神さまの御言葉を通して、裁きをもたらす人類の歴史を振り返ります。神さまの裁きの日が近づいていますが、それさえも気付かない人間の無知さをお許しください。終末の兆しを十分に示されたにもかかわらず、まだその日の到来をいつかと聞く愚かさをお許しください。ラッパの音が響き、封印された鉢がこの世に向かい、炎が降り注がれることを知らせてくださった終末の主を信じて、主が来られる日を待ちます。

主よ、この時代を正しく見わたせる目を開かせてください。

この時代の痛みを感じとれる熱い胸をお与えください。知恵を求める謙虚さをくださり、これを通して正しい判断ができる信仰を増し加えてください。イエス様が牢屋に閉じ込められていた時、いつそんなことをしましたかと聞く弟子たちの姿から、自分の偽りとふたごころと無知とをお許しください。自分の手を広げ、貧しい人々をかえりみなさいと言われた時、言い訳ばかりを並べて心を閉じないようにお導きください。

また季節の変化を通して、主の愛を感じさせてください。緑に変わる自然と植物を見ながら、私たちの信仰も成長し育つ事に感謝出来る信仰をお与えください。主が立ててくださった大阪教会が聖徒たちの美しい信仰の訓練場となり、信仰の実践をする場所でありますようにしてください。愛によってすべてを覆い、愛によって聖徒たちが互いの間に信仰の根を深くおろす活役の場となりますようにしてください。お互いの顔を見つめる幸せが、主を見上げるような同じ心になりますようにしてください。

祈りの深さから隣人を生かし、福音の感動によって死んでいく魂が生かされますようにしてください。賛美を通して、心の苦しみやうめき苦しむ人々を起こせますようにしてください。今日も主の御前に集うこの時、誠意と愛をささげる時間を通して、永遠の天国を味わう祝福の時間になりますようにしてください。御言葉を伝えるあなたのしもべを祝福してくださり、心を正して御言葉を聞き、悟り、感謝する魂に大きな祝福をお与えください。私たちの心が、主と十字架に心の目線を合わせられますようにしてください。私たちを救うために、十字架につけられ復活された、主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン