復活節 第二主日<2022年4月24日>祈祷文

代表祈祷 大阪教会 復活節 第二主日<2022424>作成 鄭然元牧師

全能なる神さま、イエス様をお墓から起こしながら、罪と死の権勢を退けられました。復活されたイエス様を直接に見ながらも疑っていた弟子たちのように、私たちも疑っていました。イエス様の復活の知らせを聞き知っていますが、死の恐怖に惹かれていた弟子たちと同じ姿であることを告白します。不安感に陥っていた弟子たちに、新なる信仰の道を示された主が、今日を生きる私たちにも新なる力とみことばを通して慰めをお与えください。

主よ、私たちは自分がどんな人間であるかを知っています。主の恵み無くして、救いの場に入ることができない人でした。イエス様の福音によって、私たちの家庭、私たちの民族とこの世の全ての人々に聖霊様の働きを通して教えを受け、信仰が与えられました。

イースターの感動が私たちの心に溢れ流れるようにされ、主の福音に感謝する私たちに、使命が与えられたことを確認します。福音の通路となる全世界の教会がそれぞれの地域で、その時代に与えられた役割を担うようにされました。今日、私たちは神さまの恵みの中で、教会創立100年の嬉しい時間を大阪教会をくださったことを感謝します。今日に至るまで、主の身体を守ってこられた信仰の先輩の祈りと奉仕を私たちは覚えて感謝しています。私たちの民族と日本人との間にあって、福音の和解者として立ててくださったことを感謝します。40年の前に十字架を高く掲げ、美しい礼拝堂が与えられた事を感謝します。礼拝堂が年月の流れと共に、随時起きる地震と自然災害の中でもよく耐え来たことを感謝します。しかし、いつ何が起こるのかわからないときに、建物の揺れを防ぎ、私たちの子供たちに信仰と共に渡さなければならない礼拝堂を丈夫にするため、工事をしなければならない時となりました。今までに、この礼拝堂で信仰を守ってきた私たちに、このことが任せられていることを知り、成し遂げる事を心に刻みます。主の御旨でこのことが全うできますように共に祈り、互いに協力する心をお与えください。

私たちの聖徒の中で、身体の健康に困難を生じている信徒がいる事を主がご存知です。

回復させてください。青少年と次世代に強い信仰が与えられ、みことばを教える教師たちに新なる力をお与えください。心からの賛美を主に捧げたいのですが、コロナ感染事態によって賛美をささげられず、もどかしさを感じている聖歌隊員をお慰めください。復活された主が、弟子たちを再び訪ねてくださったように、この時間、復活されたイエス様と共にする時間になりますようにしてください。みことばに集中しつつ、説教される牧師任に恵みを増し加えてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りします。

アーメン