牧会祈祷 <2022年6月26日> 作成 鄭然元牧師

牧会祈祷 <2022年6月26日> 作成 鄭然元牧師

槍と刀を溶かして農業器具を作るように言われた平和を愛される主よ、

今日、私たちはこの世界に起きている戦争と災害の中で苦しんでいる地域と人々のために祈ります、私たちの切なる祈りをお聞きください。

主よ、私達に平和を与えてくださるよう祈ります。漠然とした平和ではなくイエス様が血を流され、担われた十字架の平和をお与えください。愛とともに苦悩に耐え、差別と分裂を克服し、私たち自身がキリストの心となりますようにしてくださり、その情熱から平和を成し遂げていく人々になりますように願います。十字架は、敵対と恐怖を許しに変えることができる真の平和であることを私たちが信じていますので、主よ、私たちにこの平和をお与えください。

私たちに希望をお与えください。復活の信仰で、死から新しい命につながる真の希望をお与えください。人間的な解決策に基づかず、すでに来られ、今のちに来られるキリストの中にある希望をお与えください。私たちに力を注いでくださいますように祈ります。長く待ち望み、夜を耐えながら最後まで忠実な者でありますように力をお与えください。ときに真理のために戦う、私たちの戦いが敗北したかのような、サタンが勝利を祝うようであっても、揺れ動かない力をお与えください。憎悪が暴力に変わり、強力な武器の力と戦争だけが唯一の解決策であるかのように誘惑されるとき、私たちに愛の力をお与えください。

信じていた全てが崩れ落ちてしまう時、最初からやり直せる力をお与えください。

神さまが私たちと共におられるという信仰が持てますように、例え、今が大変でも、明日の世界に進み行く力をお与えください。強大国からの武力侵攻を受け、苦しみと死の暗い影が覆うウクライナの人々や、これらを覚えて祈る人々、悲しみの中にいる全ての人々が、イエス様の御名によって、また私たちを通してキリストの御手を感じることができますように。主の愛の手を広げるように、私たちの心を開いてください。この小さな愛が、人々が死んでいく場、また死ぬことができず生きていく悲劇の場で、立ち上がることができる小さな力となりますようにしてください。

信じると告白する唇に、祈りと賛美と福音の宣言が与えられ、これを実践する小さな信仰をもお与えください。

主の御国と主の教会に仕える時、自分が担う十字架の重さほどに、信仰の仲間の重荷が軽くなるという真理に気づかせてください。病気のために、肉体的苦しみと精神的に苦しんでいる全ての信徒に、主が癒しの御手を差し伸べてくださり、体と心と魂が清くされる祝福と恵みをお与えください。

私たちの心と誠意を尽くして捧げます、この礼拝と願いとをお受けください。

主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン