202.2.6礼拝の祈祷文

大阪教会 主日礼拝 代表祈祷 <2022年2月6日> 作成 鄭然元牧師
歴史の主である全能なる神さま!主日の朝、私たちの心は主に向かっています。礼拝を捧げるために準備する心と行いは以前とは異なります。スマートフォンやテレビ映像を準備し、画面を通して愛する礼拝堂を眺めます。パイプオルガン演奏者の真心を尽くす奏楽を、私たちは小さな画面を通して見て聞きます。神さまの御言葉を伝える牧師の姿を映像で眺めます。コロナウイルス感染事態がもたらした日常は、生活が変わり、考え方が変わり、神様に向かう礼拝の姿すらも変わってしまいました。
しかし、十字架の上で血潮を流されたイエス様の贖いの血は、私たちの罪を赦し、人類を救う驚くべき力と善なる能力が共なわれる事を信じ、十字架の前に進み出ます。疲れ重い荷を負った私たちにとって十字架の荷はそれほど重いものではなく、負いやすく軽いという御言葉にしたがって一週間も生きて来ました。
聖霊様が私たちを御言葉で導くだけでなく、恵みを思い出させ、力を与えてくださり感謝致します。今日も聖霊様のご臨在を通して、この1時間の礼拝を通して天の慰めをお与えください。
生命の主である神さま、今、全世界が経験しているこの感染病により、神さまが創造された世界の中で、どのように生きるべきかを真剣に考える機会になるようにしてください。同時に、信仰を持つ私たちが、この苦難の中でどのような信仰生活をすべきかを真剣に考える事ができる力と信仰をお与えください。
イエス様の執りなしの祈りをお受けくださり、聖徒たちの祈りを聞いてくださる慈悲深き御父なる神さま!命の危険の中にあるにもかかわらず、主だけをより頼み、あなたからの助けだけが生きる道である事を知って祈る魂をお慰めください。精神的、肉体的な苦しみの重荷を主に任せる聖徒たちを憐れんでくださり、天の能力で癒してください。
主よ、この苦しみの時が一日も早く終わるようにお導きくださり、私たち皆が神様の御心を求めて、正しい信仰の道を歩むように恵みをお与えください。この1時間の礼拝に、神様からの慰めを体験し、強い信仰へと前進する時となるようにしてください。主の胸の中に導かれ、新なる力を得て、不安と恐怖を退けられるようにしてください。
私たちを愛されるイエス・キリストの御名によりお祈り捧げます。アーメン