<2023年2月19日> 祈祷文鄭然元牧師

<2023年2月19日> 鄭然元牧師

天地万物を造られ治められる創造主なる神さま、
神さまが造られた被造物が、苦しみの中にあります。 天地が揺れると、人間はその時に神さまを恐れる無知な存在です。 去る6日に起きたトルコとシリア大地震で、多くの人命が失なわれました。 がれきに埋もれている人々を心配して見つめる絶望な姿を、主はご存じです。 慈悲を施してくださり、もう以上のダメージがないようにお守りください。 この寒さの中で、崩れてしまった建物と行き場もなく、テントも立てられず、路上に座っている人々を哀れんでくださりお救いください。
罪と悪によって死に向かう人類をも愛される故に、この地に救い主であるイエス様を送ってくださり、十字架を目前にする四旬節を迎えるようになりました。 キリストが、神さまと罪深い人間の間の仲介者となられ、和解がなされたことを再び考え、私たちの信仰の原点から神さまの救いを信じて、正しい信仰の道に進めますようにお導きください。
聖霊の能力の中で教会を立て、福音の真理を伝え、礼拝をささげ、御言葉を教え、教会の周辺の社会に仕え見守る役割のために、各所ごとに立てられた主の体が、その使命をよりよく担えるように力を増し加えてください。

聖徒たちの中には健康が優れず、治療中の方々や体が衰えてしまい、外出すらままならない状態の方が多くいます。主よ、その痛みの心をお受けになり、慰めをお与えください。
大阪教会がこの地域社会に根を下ろしてから100年の歳月を無事に過ごせました事を感謝します。 願わくば、主の御言葉に強く立って、福音を伝える教会と信徒になりますように、新たなる力をお与えください。

この時間、神さまの栄光のために私たちの心を尽くして捧げる礼拝をお受けくださり、御言葉を通して新なる人生を決断する時間になりますようにお導きください。
主イエス・キリストの御名によってお祈りします。 アーメン