2023.4.2棕櫚主日代表祈祷 作成 鄭然元牧師 

代表祈祷 

全能なる神さま、季節の変化を通じて創造の摂理を感じさせ、死んだように見えた万物にも、新たなる活力を与えてくださり感謝します。2023年の四旬節を私たちにくださり、悔い改めの祈りが捧げられますように導かれ、感謝致します。

私たちが犯した罪を明確に気づき、恥ずかしくて主の御前にこうべを上げることもできません。これからは、神さまと人々に対して、罪を犯さない清い魂と、新なる信仰の行いが出来ますようにお導きください。

 

四旬節の最後の一週間を迎え、十字架にかけられたイエス様を偲びながら、私たちに任された十字架を黙想します。「誰でもわたしに従う者は、自分の十字架を負い、私に従いなさい」と言われたイエス様の御声を思い出して、力尽き倒れてしまった時に、私たちの手を握って起こしてくださり、聖霊様が共にされながら、慰めと能力を受けて、十字架を担っていけるようにしてください。

 

聖礼典礼拝を執り行います。私たちを救われ、私たちを新なる人生に導かれるイエス様が、私たちの救い主であることを告白するあなたの子供たちに、恵みをお与えください。主の聖晩餐の礼拝と儀式を通して与えられる大きな恵みに感謝しながら、私たち一人一人に、大阪教会に与えられた宣教的な使命をまっとうする信仰を増し加えてください。

 

大阪教会に忠実なる働き人が選ばれ、主の御言葉を教える教会学校教師を任命しようとしています。教師たちに御言葉の確信が与えられ、信仰の模範を通して、子供たちと青少年たちに御言葉の種を植えて、豊かなる実りが得られますようにしてください。私たちの子供たちに、御言葉の種がよく植えられますように、植えたとおりに収穫すると言われたイエス様の御言葉を、私たち自身の目で確認し、教師たちの労苦と祈りが伝わって、大阪教会の将来が主の御手の中で導かれ、信仰が代々に受け継がれますようにしてください。

 

主よ! 大阪教会の長い歴史を担って来られた信仰の先輩方と共にしてください。肉体的に弱くなって、教会に集いながら礼拝を捧げる事が困難な教友たちがいますことを主がご存じです。生活する家や病院のベッドの上で、老人ホームで切に祈る時、その魂をお受けになって、天に望みを置きながら最後の勝利を得て、命の冠、永遠の命を授かる(さずかる)聖徒になりますようにお導きください。

主を賛美する私たちの唇と、感謝をささげる手の業と、まごころを尽くして捧げるこの礼拝をお受けくださり、天の祝福をお与えください。

 

私たちの罪を贖うために十字架を担われた、主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン