牧会祈祷 待降節 第二主日<2022年12月4日>作成鄭然元牧師
全能なる創造主の神さま、2022年の待降節の第二主日をくださり感謝します。
人類の罪を赦されるために、御子イエス様をこの地に送られました。ベツレヘムに来られた赤子イエス様を待ちながら、私たちは再び来られる再臨の主なるイエス様を待ち望みます。聖霊様がこの時間も私たちと共におられ、誠の心で礼拝を捧げますようにお導きください。
講壇に灯されたろうそくの灯、一つ目は救いの希望を成し遂げられ、二つ目の灯は平和を願いながら灯しました。主がこの地に来られ、平和が実現されますことを願い、このようにお祈りします。 2022年には、人類の歴史に記録される戦争があります。 2月24日ロシアによるウクライナ侵攻は、クリスマスを控えた今日の日まで続いています。兵士と民間人の子供達とお年寄りの死者と住んでいた場所である故郷を離れるしかない数百万人に達する避難民が、今日も周辺国で生活を余儀なくされ、戦地に残っている人々も寒さの中で苦しんでいます。アジア地域でも続いている内乱によって、死の暗やみの中に陥っています。主よ、一日も早くこの暗闇から平和なる明るい光の世界に変えてください。命の大切さを再び悟り、平和がどれほど大切なのかを再確認しながら、この地に平和を実現する私たちになりますように力をお与えください。
待降節を迎えるこの時に、コロナ事態によって閉ざされた私たちの心を開いてください。あなたの子供たちの祈りを聞き、答えてください。また、祈る私たち自身がより確かな信仰へと変化し、生きる人生の姿勢から主の御心が成し遂げられる第一歩となりますようにしてください。神さまを見上げ、開放的に御言葉を受け入れられる心と魂に変えさせてください。
聖徒たちの痛みをご存知の主よ、島村教子執事と連れ合いの조익수信徒をお守りください。病院に入院中の方や老人ホームにおられるお年寄りとご家庭で治療中の信徒の健康を回復させてください。
主日礼拝に集う信徒や、事情によって共に参加出来ない信徒に、神さまの恵みと慈しみをお与えください。日増しに寒さがつのる季節の中で、私たちの信仰と心を温めてくださり、神さまの愛と隣人への愛を実践する私たちになりますように願います。感謝しつつ、主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン